キャバクラ向けのカード決済会社の費用相場は?各会社の費用を徹底解説!
キャバクラを経営していると、以下のような悩みが出てきませんか?
- カード決済の手数料が高い
- カード決済を導入したいけど、どのくらいの費用がかかるか分からない
そこで本記事では、キャバクラ向けのカード決済会社の費用相場について解説します。
- キャバクラ向けカード決済会社の費用相場
- キャバクラにおすすめのカード決済会社3選
- キャバクラにカード決済を導入するメリット
1つずつ解説していきますので、「カード決済会社の費用相場を知りたい」という経営者様はぜひご覧ください。
目次
キャバクラ向けカード決済会社の費用相場
カード決済の費用は、「初期費用:5千円~1万円」「月額費用:カード売上の3~5%」程度が全体的な相場感になります。
この金額を構成する要素は、以下の4つです。
- 決済手数料
- 初期費用
- 振り込み手数料
- その他費用
それぞれ解説していきます。
決済手数料
まず、決済手数料です。
キャバクラの場合は、カード売上に対して「3~6%」程度の決済手数料が相場になります。
以前の相場であれば、飲食店の平均4%程度に対して、キャバクラ等の水商売は5~7%程度と割高でした。
しかし最近では、業態に関係なく一律で3%台で契約してくれる会社も登場し、現在ではかなり低い決済手数料で運用できるようになっています。
初期費用
次に、初期費用です。
初期費用は、主に「登録料」と「端末費用」で構成されます。
このうち登録料は、ほとんどの決済会社で無料です。
しかし、CAT端末と呼ばれるカード決済用端末の価格は、会社ごと、端末ごとによって費用相場が異なります。
カード決済機能のみ(据え置き型)の端末であれば、「5千円~1万円」程度で導入可能です。
カード決済以外にもQRやタッチ決済に対応している(ターミナル型)端末の場合、「5万円~10万円」程度と高額になってきます。
初期費用(例)
カード決済会社A
- アカウント発行:無料
- 端末費用:据え置き型/7,980円 or ターミナル型/46,980円
振り込み手数料
続いて、振り込み手数料です。
決済会社からクレジット売上を指定口座に入金する時に、振り込み手数料がかかることがあります。
これは、決済会社と提携している銀行にもよりますが、1回につき数百円ほど徴収されます。
1回数百円だとしても、回数が増えると無視できない金額になるので、振り込み手数料も意識するようにしましょう。
その他費用
その他にも、上記以外の費用がかかることがあります。
決済会社によっては、管理費の項目で月額数千円かかったり、スポットで有料のサポート費用がかかったりします。
ただし、このような費用は各社バラバラで相場はないため、説明を聞いて必要であれば選択しても良いでしょう。
キャバクラにおすすめのカード決済会社3選
今回は、特に費用の面で優れたカード決済会社を3社紹介します。
名前 | 決済手数料 | 初期費用 | 振り込み手数料 | HP |
Uペイ | 3.24%~ | プリンター代: 16,000円 | 180円 *一部無料 | https://pos.usen.com/u-pay/ |
Airペイ | 3.24%~3.74% | カードリーダー代: 20,167円 | 無料 *ゆうちょへの振り込み不可 | https://airregi.jp/payment/ |
Square | 3.25%~3.95% | 端末代: 7.980円~ | 無料 | https://squareup.com/jp/ja |
Uペイ
キャバクラにおすすめのカード決済会社の1つ目は、「Uペイ」です。
Uペイは、USENが運営しているクレジット決済サービスです。
決済手数料は、3.24%~とかなり安い部類に入ります。
通常、振り込み手数料が1回180円かかってしまいますが、みずほ銀行と住信SBIネット銀行への振り込みであれば無料です。
もし、USENが提供しているUレジのサービスを使っている方であれば、同じプリンターを使うことができ、初期費用のプリンター代は無料になります。
普段からUSENの提供しているサービスを利用している方に、特におすすめです。
Airペイ
キャバクラにおすすめのカード決済会社の2つ目は、「Airペイ」です。
Airペイは、リクルートが運営しているクレジット決済サービスです。
決済手数料は固定で、以下のようになっています。
3.24% | 3.74% |
VISA master AmericanExpress | JCB DISCOVER Diners Club |
振り込み手数料は無料ですが、ゆうちょへは振り込みができないため注意が必要です。
リクルートでは、POSレジサービスのAirレジも提供しており、Airペイの決済端末との連携をスムーズに行うことができます。
現金オンリーのラビッシュでしたが、Airレジ、Airペイ、そしてアルバイトのシフト管理のAirシフトと着々と近代化を進めてます。
Airペイの審査が通った時点でレジも交換してスタート出来るかな〜。これでカード系の決済が可能になります!
3月頭からスタート出来ればいいなと。— ラビッシュ高崎(RUBBISH) (@rubbishtakasaki) February 1, 2019
Square
キャバクラにおすすめのカード決済会社の3つ目は、「Square」です。
Squareは、決済手数料が固定で以下のようになっています。
3.25% | 3.95% |
VISA master AmericanExpress DISCOVER Diners Club | JCB |
表のように、JCB以外は3.25%で利用することができます。
初期費用の端末代がかかってしまうものの、振り込み手数料は無料です。
このようにSquareは、導入後に発生する「決済手数料」と「振り込み手数料」がかなり低く設定されています。
とにかく継続費用を安く抑えたいとお考えの方に、おすすめです。
5月に渡米した関係で、ひょんなことで知り合ったSquare Japan。
カード決済システムなんだが、基本、翌日の入金で手数料が安い!翌日入金ってのは、街のこじんまりとやってる飲食店は、本当に助かると思う。… http://t.co/yoGJSjDTGL— (酒天童子)SeinoYoshihiro (@SYUTENDOJI) September 20, 2013
キャバクラにカード決済を導入するメリット
これまで解説してきた通り、カード決済を導入する場合は、どうしても費用が発生してきます。
しかし、カード決済を導入することで、さまざまなメリットを享受することができます。
その中から今回は3つ紹介するので、ぜひカード決済の導入を検討してみてください。
集客につながる
メリットの1つ目は、集客につながることです。
キャバクラの中には、現金支払いのみの店舗も未だに多いです。
しかし、昨今、現金を持たないお客様も増えてきているので、もしかしたら、このようなお客様を取りこぼしているかもしれません。
カード決済を導入することで、こういったお客様の来店を促すことができるようになります。
さらに、お客様は手持ちの現金がなくても楽しめるようになるので、延長をしてくれたり、ボトルを入れてくれたりと、売上アップに繋がることもあるでしょう!
信頼してもらえる
メリットの2つ目は、信頼してもらえることです。
そもそもカード決済を導入するには、決済会社での審査が必要です。
お客様側からすると、「カード会社の審査が通った」店舗として、一定の信頼を持ってもらうことができます。
さらに、現金決済と比べカード決済の場合、販売履歴がデータと書面で残るので不正がしづらくなります。
このように、カード決済を導入することで店舗の信頼に繋げることができるでしょう。
売掛金を回収しやすくなる
メリットの3つ目は、売掛金が回収しやすくなることです。
キャバクラの中には、支払方法として売掛金(つけ)を採用しているところも多いと思います。
売掛金の回収は、後日会社宛てに請求書を発送して回収する方法もありますが、ほとんどは個人のお客様から手回収になると思います。
個人からの手回収の場合は、どうしても回収できないリスクがあり不安ですよね。
そこでカード決済を導入してみましょう。
現金で払えない場合は、カードで支払って貰えばよく、カード会社から確実に入金があるので安心です。
飲み屋でカード決済してるのは、飲み逃げ/売掛回収の手間との兼ね合い。
いや財布に現金なくても、シャンパンぶっ込めるという期待かww
— 黒井ミサヲ (@kuroimisawo961) June 17, 2022
まとめ
ここまで、キャバクラのカード決済会社の費用相場について解説してきました。
カード決済の費用は、複数の項目で構成されています。
そのため同じカード会社であっても、店舗の状況や契約している他のサービスによって、費用が変わってきます。
よく確認して見極めるようにしましょう。
トラストマーケットでは、今回おすすめで紹介した以外のカード決済会社も紹介しているので、自分の店舗に合ったカード決済会社を見つけてみてください。