キャバクラ開業時の面倒な許可申請に関して、非常に頼りになるのが「行政書士」です。

しかし、いざ行政書士に依頼しようと思った際、

• 行政書士の費用ってどれくらいが相場なの？
• 少しでも安く行政書士に依頼するにはどうすればいい？

と「費用面」で不安や疑問を抱える方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、キャバクラの行政書士の費用について、以下の内容を解説していきます。

• キャバクラ専門の行政書士と通常の行政書士の費用の違いは？
• キャバクラ向けの行政書士の費用相場
• 費用で選ぶおすすめのキャバクラ向け税理士
• 行政書士を利用する際に費用を抑えるコツ

「少しでもコストを抑えて行政書士に依頼したい」というオーナー様は、ぜひ参考にしてみてください。

キャバクラ向けの行政書士と通常の行政書士の費用の違いは？

キャバクラ向けの行政書士の費用相場について紹介する前に、まず「通常の行政書士」との違いについて紹介します。

結論から言いますと、キャバクラ向けの行政書士の方が、費用相場として1~5万円ほど高めなケースが多いです。

理由は主に以下の通り。

• キャバクラに関する許可申請は比較的難しいとされているため
• 「キャバクラ向け」に絞っている行政書士が少ないため

キャバクラなど水商売関連の許可申請は、通常の許可申請と異なる部分が多く、難しいとされています。

申請先が通常と異なり「警察」ということもあり、キャバクラや水商売向けの行政書士でないと、対応自体していない可能性も高いでしょう。

しかし、キャバクラや水商売向けの行政書士はそこまで数が多いわけではないため、価格競争も起きにくいのが現状です。

よって価格は通常の行政書士より費用が高いことが多いものの、しっかり対応してくれる「キャバクラ向け」の行政書士を選び、特化したサポートを受けることをおすすめします。

キャバクラにおすすめな行政書士5選！事務所を選ぶ際の注意点も解説

キャバクラ向けの行政書士の費用相場

キャバクラ向けの行政書士の方が費用はやや高いと解説しましたが、実際の費用相場は以下の通りです。

• 風俗営業許可（1号）取得：100,000円〜200,000円
• 飲食店営業許可取得：20,000円〜60,000円

キャバクラで営業する場合に必要な許可は上記2つですが、それぞれ上記の費用がかかります。

しかし、一口に「許可取得」といっても、具体的な対応範囲は以下のようにさまざま。

• 打ち合わせ
• 物件の調査（保護施設等の調査）
• 飲食店営業許可申請書作成・申請代行
• 保健所による現地調査立会
• 風俗営業許可申請書作成・申請（オーナーの同行が必要）
• 警察関係による現地調査立会

このうちどこまで対応してくれるかによっても費用は異なりますので、費用だけでなく、内訳の対応範囲まで確認しましょう。

費用で選ぶおすすめ行政書士5選

それではここまでの内容を踏まえ、費用で選んだおすすめ行政書士を5つ紹介していきます。

それぞれ紹介していきますので、良さそうな行政書士事務所があれば、まず相談からしてみてください。

なお、すべての行政書士事務所で「保健所や警察署へ支払う手数料」は抜いてあります。（合わせて3~5万円程度）

実際にはそういった金額もかかるので、それも踏まえて予算と相談してみてください。

増村行政書士事務所キャバクラ許可.com

キャバクラ向けの行政書士1つ目は、「増村行政書士事務所」。

素早い対応にて、店舗オープンまでの日程短縮に尽力してくれる事務所です。

施設調査や図面作成から対応してくれますし、警察署の事前確認などにおいてもサポートをしてくれます。

料金も相場通りですので、東京都で適正価格の行政事務所に依頼したいなら、増村行政書士事務所がおすすめです。　

catch行政事務所

キャバクラ向けの行政書士2つ目は、「catch行政事務所」。

業界一の安さとスピーディー対応を得意としており、価格も今回紹介する中で最安値です。

申請も依頼から最短3日ととても素早く、開店後のキャスト・スタッフのフォローや経営までサポートしてくれます。

関東エリアに幅広く対応しているので、ぜひまずは相談からしてみてください。

シーズ行政書士事務所

キャバクラ向けの行政書士3つ目は、「シーズ行政書士事務所」です。

今回掲載しているプランとは別に、リーズナブルな「個人店舗・小規模店舗向けの応援プラン」が用意されているのが特徴。

例えば「バー開業セット」は、飲食店営業許可、深夜酒類提供飲食店の許可を含む、開業サポートで「100,000円」です。

小規模でキャバクラを開業する場合はとてもお得に利用できるかと思いますので、東京・埼玉・神奈川にて小規模で開業する方はぜひ問い合わせてみてください。

行政書士　新庄法務事務所

キャバクラ向けの行政書士4つ目は、「新庄法務事務所」。

適正価格で、他の士業と連携した総合的なサポートをしてくれる点が特徴。

対応エリアは広島、岡山、山口県の一部ですが、開業に関してさまざまなサポートを受けたり、相談をしたいという方はおすすめです。

ミネルヴァ行政書士事務所

キャバクラにおすすめな行政書士5つ目は、「ミネルヴァ行政書士事務所」です。

行政書士さんがキャバクラボーイを経験していることから、キャバクラ業界に詳しい点が特徴。

対応エリアも関西エリア全域と広いため、関西で出店する場合は相談しやすい行政書士事務所だと言えるでしょう。

行政書士を利用する際に費用を抑えるコツ

最後に、行政書士を利用する際に、少しでも費用を抑えるコツを3つ紹介します。

• 相見積もりをする
• 対応範囲をしっかり確認する
• 自分でできそうな部分は相談してみる

ぜひこれらを踏まえ、少しでもお得に行政書士を利用してみてくださいね。

それぞれ解説していきます。

相見積もりをする

行政書士事務所を選ぶ際は、相見積もりを取るようにしましょう。

1つの事務所だけだと、価格が適正か、相場より安いかなどの判断ができません。

よって今回の相場を踏まえた上で、複数のキャバクラ向け行政書士事務所に見積もりをとり、しっかり比較するようにしてください。

比較した上で決定すれば、より納得したサービスを受けられるはずです。

対応範囲をしっかり確認する

続いて、価格だけでなく、対応範囲もしっかり確認し、比較しましょう。

例えば、一見他の事務所より安いサービスでも、蓋を開けてみたら「書類作成のサポートはするけど、提出や警察署への対応は自分でしてください」という可能性もあります。

行政書士事務所がどこまでサポートしてくれるのか、こちらで行うべき業務はなんなのか、それらも踏まえた上での料金を比較すると、より適切なサービスを選べるはずです。

自分でできそうな部分は相談してみる

人によっては、許可申請に際して「ここの部分は自分で対応できそう」といったケースもあるかと思います。

そういった際は、行政書士に初回相談する際に、「ここは対応しなくていいので料金が安くならないか」といったことも質問してみてください。

柔軟に対応してくれる事務所であれば、スケジュールが遅くなったりする可能性はありますが、料金面で融通を効かせてくれるかもしれません。

まとめ

今回はキャバクラ向けの行政書士の費用相場に関して紹介しました。

キャバクラ関連の許可申請は難しく、キャバクラ向けの行政書士の料金は他の行政書士よりやや高額であるケースが多いです。

しかし、その分他の行政書士では対応してくれない部分をしっかりサポートしてくれるため、キャバクラをスピーディーかつ確実に開業したいなら、行政書士は大いに力になってくれるはず。

ぜひ今回紹介した行政書士に相談してみて、納得いく価格で依頼してみてくださいね。