キャバクラを開業する際、許可申請の複雑さや面倒さのあまり、「行政書士」への依頼を検討する方は多いかと思います。

しかし、いざ行政書士にお願いする際、以下のような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか？

• 行政書士ってどうやって選べばいい？
• 行政書士を選ぶときは何に注意すればいい？

「行政書士」と一口に言ってもさまざまな事務所があるため、納得いくサービスを選ぶのはなかなかに難しい…。

そこで本記事では、キャバクラ向けの行政書士事務所の選び方について、以下の内容を解説していきます。

• キャバクラ向けの行政書士の選び方
• キャバクラ向けの行政書士3選
• キャバクラ向けの行政書士を選ぶ際の注意点

「納得いく行政書士を選びたい」というオーナー様は、ぜひ参考にしてみてください。

キャバクラ向けの行政書士の選び方

キャバクラ開業の際に必要になるのが、「風俗営業許可」や「飲食店営業許可」の申請ですが、書類の作成や提出があまりに面倒であるため、行政書士を利用する方も多いです。

しかしその際に重要なのが、行政書士の「選び方」。

行政書士の選び方を間違えると、余計に費用がかかってしまったり、コミュニケーションがうまくいかずオープン期日が大幅に遅れることになってしまったりと、多くのデメリットを被ってしまいます。

よって、キャバクラ開業に際して行政書士を利用する際は、以下5つの選び方を意識してみてください。

• キャバクラ向けの行政書士を選ぶ
• 対応エリアで選ぶ
• 費用で選ぶ
• 申請までのスピードで選ぶ
• コミュニケーションの取りやすさで選ぶ

それぞれ解説していきます。

キャバクラ向けの行政書士を選ぶ

まずは、「キャバクラ向け」の行政書士を選ぶようにしましょう。

「行政書士」と一口に言っても、得意分野は事務所によって大きく異なります。

特にキャバクラ関連の許可申請は「警察」が相手ですので、他の官公署への申請と比べて勝手が異なることもしばしばあるようです。

そういった難易度の高さから、「キャバクラ向け」を謳っていない行政書士だと、キャバクラ関連の依頼に対応してくれない可能性もあります。

それにキャバクラ関連の許可申請に慣れている行政書士の方がサポートもきっと手厚いでしょうから、まずは「キャバクラ向け」の行政書士を選ぶようにしてみてください。

対応エリアで選ぶ

続いては、行政書士の「対応エリア」を確認しましょう。

キャバクラを開業するエリアに対応している行政書士でないと、依頼に対応してくれなかったり、出張費が余計にかかったりすることがあります。

もちろん、どうしても依頼したい行政書士さんがいるのであれば、出張費分を払ってでもお願いするのはアリです。

しかし申請手数料などが地域によって違うといった事情もあるため、基本的には近場の行政書士さんに依頼することをおすすめします。

費用で選ぶ

続いて、行政書士の「費用」で選びましょう。

行政書士の費用相場としては、おおよそ以下の通り。

• 風俗営業許可（1号）取得：100,000円〜200,000円
• 飲食店営業許可取得：20,000円〜60,000円

まずはこちらの相場通りの適正価格かを確認しましょう。

また、取得までの過程でどれだけサポートがあるかも踏まえた上で、いくつかの行政書士で比較することをおすすめします。

価格だけを見ず、「どこからどこまでのサポートでこの金額なのか」で行政書士を選んでみてください。

申請までのスピードで選ぶ

行政書士を利用する際に重要なポイントとなるのが、「申請までのスピード」。

多くの経営者の中で「少しでも早くオープンしたい」という気持ちは共通かと思います。

よって、その行政書士に依頼してから、どれくらいの日数で許可申請をしてくれるのか、と言ったポイントもぜひ確認してみてください。

中には「最短3日で申請」を強みとしている行政書士事務所もありますので、こちらも要確認です。

コミュニケーションの取りやすさで選ぶ

最後に、依頼する前に一度相談をしてみて、「コミュニケーションの取りやすさ」も確認することをおすすめします。

行政書士に依頼するとはいえ、やはり営業許可の申請は難しいため、疑問や相談事が出てくるケースも多いです。

そういった際、相談しやすい行政書士であるかどうかで、安心感や問題への対処スピードも異なるでしょう。

人と人の相性も重要ですので、相談の時点で「話しやすさ」も見極めておくことをおすすめします。

キャバクラ向けの行政書士3選

ここまでの選び方を踏まえ、おすすめなのは以下3つの行政書士事務所です。

それぞれ解説していきます。

catch行政事務所

キャバクラ向けの行政書士1つ目は、「catch行政事務所」。

「業界一の安さとスピード対応」を掲げており、対応エリアは関東と幅広いです。

価格も相場通りで、今回紹介する中では最も安い料金プランとなっています。　

加えて、依頼から申請まで最短3日とのことでスピード感も申し分なく、開店後のアフターサポートまで徹底。

関東エリアで開業を検討している方は、ぜひ相談してみてください。

シーズ行政書士事務所

キャバクラ向けの行政書士2つ目は、「シーズ行政書士事務所」です。

シーズ行政事務所がおすすめなのは、ズバリ「個人店舗・小規模店舗」。

以下のようにリーズナブルな「個人店舗・小規模店舗向けの応援プラン」が用意されています。

• 「バー開業セット」：飲食店営業許可、深夜酒類提供飲食店の許可を含む、開業サポートで「100,000円」

東京・埼玉・神奈川で開業を検討している小規模店舗のオーナー様は、ぜひ相談してみてください。

ミネルヴァ行政書士事務所

キャバクラにおすすめな行政書士3つ目は、「ミネルヴァ行政書士事務所」です。

こちらは関西エリアに幅広く対応していますので、関西で開業しようとしているオーナー様におすすめ。

行政書士がキャバクラボーイを経験しているため、キャバクラに関してのサポートや相談もしやすいでしょう。

料金も相場内ですので、該当エリアの方はぜひ相談からしてみてください。

キャバクラ向けの行政書士を選ぶ際の注意点

最後に、キャバクラ向けの行政書士を選定する際、注意するべきポイントを3つ紹介します。

• 「自分の対応範囲はどこまでか」を確認する
• サービス内容だけでなく人柄も見る
• 相見積もりをとって比較する

それぞれ解説するので、これらも踏まえた上で行政書士を選定してみて下さい。

「自分の対応範囲はどこまでか」を確認する

依頼前、行政書士に相談する際は、「自分がやるべき範囲はどこまでか」を確認しましょう。

行政書士に対応範囲を確認してもピンとこないケースもあるかと思いますので、

「要するにこちら側は何をすればいいのか」

を確認すると、よりサポート範囲の広さを確認しやすいはず。

中には「立ち会いだけでOK」という事務所もありますので、なるべくサポートが手厚い行政書士を選んでみてください。

サービス内容だけでなく人柄も見る

行政書士を選ぶ際、サービス内容やサポートの手厚さも重要ですが、人柄も重要です。

• 親身になってサポートをしてくれるか
• コミュニケーションが気持ちよく取れるか

こういったポイントを満たしていないと、相談に際してストレスを感じたり、満足いくサポートを受けられなかったりする可能性があります。

よって必ず依頼前に相談をして、サポート内容を確認するとともに、人柄もしっかりチェックしてみてください。

相見積もりをとって比較する

これまでの要素を踏まえた上で、行政書士を選ぶ際は、複数の事務所で相見積もりを取るようにしましょう。

実際に相談してみると豊富なプランが用意されたいたり、柔軟なプランを組んでくれたりと、HP上の料金プランと比較して料金が若干変動するケースもあります。

よってしっかりと見積もりを出した上で、複数の行政書士事務所で比較をするようにしてみてください。

開業時は何かとお金がかかると思いますので、比較した上で、少しでもリーズナブルな事務所を選びましょう。

まとめ

今回はキャバクラ向けの行政書士の選び方について解説してきました。

行政書士といってもさまざまな事務所がありますので、納得いくサポートを受けるために、以下5つの選び方を意識してみてください。

• キャバクラ向けの行政書士を選ぶ
• 対応エリアで選ぶ
• 費用で選ぶ
• 申請までのスピードで選ぶ
• コミュニケーションの取りやすさで選ぶ

また、これらを踏まえた上で、行政書士の人柄を見たり、相見積もりをとったりすることも重要です。

もし相見積もりを取る際は、複数のキャバクラ向け業者を紹介している「トラストマーケット」にご相談くださいね。