
キャバクラの物件を取得する時の費用相場は?費用を抑えるコツも紹介
キャバクラの開業を考えたとき、「物件」はとても重要な要素です。
しかし、実際には物件について、以下のような疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
- 物件を取得する時、どのような費用がかかるのか
- 費用を抑えたいが何をすればいいのか
そこで本記事では、キャバクラで物件を取得する時の費用や、取得費用を抑える方法について、以下の項目を解説していきます。
- キャバクラの物件取得にかかる費用
- 物件の費用を抑えるコツ
- キャバクラ向けの物件検索サイト3選
「コスパ良く物件を手に入れたい!」とお考えのキャバクラオーナーの方は、ぜひご覧ください!
目次
キャバクラの物件取得にかかる費用
実際に、キャバクラの店舗用物件を契約する時にかかる、全体的な費用の相場は150~500万円程度です。
費用には、以下のようなものが挙げられます。
- 敷金(保証金)
- 礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- 保険料
- 保証会社利用料
- 申込金(手付金)
ちなみに、物件を探す際の不動産情報サイト等は無料で利用できます。
それぞれの費用について、詳しく解説していきます。
敷金(保証金)
キャバクラの物件契約時の費用の1つ目は、敷金(保証金)です。
敷金(保証金)は、家賃の6ヶ月~12ヶ月分程度の金額が相場で、かなり高額に設定されています。
高額に設定されている理由は、主に以下の2つです。
- 水商売や飲食店は、時期によって売上に波があり、家賃未納になる可能性が高いため
- 内装工事をした場合の原状回復の費用が高額なため
かなり高額ですが、上記で費用がかからなければ物件退去時に戻ってくるため、契約後は家賃をしっかりと支払い、店舗も清潔に保つようにしましょう。
礼金
キャバクラの物件契約時の費用の2つ目は、礼金です。
礼金は、家賃の1~2ヶ月分程度の金額が相場で、 退去時に戻ってくる敷金とは異なり、退去時に返還されることはありません。
この礼金は、法律によって定められている費用ではないので、地域や物件によって設定されていないことも。
そのため、初期費用を抑えたい方は、礼金の無い物件を探してみるのもいいでしょう。
前家賃
キャバクラの物件契約時の費用の3つ目は、前家賃です。
前家賃は、日割りの当月家賃と翌月の家賃を初期費用と合わせて事前に支払う制度です。
単純に家賃を前払いしているだけで特別な費用ではありません。
しかし、ほとんどの場合で必ず支払う費用なので、事前に物件の予算をたてる時には、必ず計算に入れるようにしましょう。
仲介手数料
キャバクラの物件契約時の費用の4つ目は、仲介手数料です。
仲介手数料は、法律で定められている費用では無く、また、不動産業者によって扱い方が大きく異なるため相場のようなものはありません。
もし、自分の今持っている物件を売る場合は売れた販売額の10%程度が相場ですが、これから購入もしくは借りる場合は、仲介手数料がかからないこともあります。
業者によってかなり金額が変わり、初期費用にも大きく影響するため、この仲介手数料の有無で業者を選んでみてもいいでしょう。
保険料
キャバクラの物件契約時の費用の5つ目は、保険料です。
キャバクラに限らず、物件を取得する場合は火災保険への加入が必須です。
そして、キャバクラの場合、この火災保険の相場は以下のようになります。
- 居抜き物件(コンクリート造):2~5万円程度
- スケルトン物件(コンクリート造):3~6万円程度
※それぞれ物件の建材、坪数によって大きく変動
基本的に、コンクリート造の建物の方が費用が安く、木造の建物だと高めに設定されています。
また、火災保険には物件の補償の他にも、特約により以下の補償もつけることができます。
借家人賠償責任特約 | 物件内の家財に対する補償 |
賠償責任等補償特約 | ガスの原因の災害に対する補償 |
生産物賠償責任補償特約 | 食中毒に対する補償 |
いずれも火災保険のオプションのようなもので保険料に加算されますが、キャバクラで起こりうるトラブルに対して十分に補償してくれるものなので、保険契約時に一緒に加入しておくと良いでしょう。
保証会社利用料
キャバクラの物件契約時の費用の6つ目は、保証会社利用料です。
保証会社は、貸主が賃料を安定して回収するために利用するもので、物件を借りている入居者の家賃支払いが滞ってしまった場合に、入居者の代わりに立て替えて家賃を支払ってくれます。
こちらの費用は、物件の家賃1ヶ月分程度が相場です。
敷金の部分でも解説しましたが、キャバクラだと家賃の滞納が起こりやすいため、保証会社の利用が必須の物件は多いです。
ただし、支払い能力を証明できる連帯保証人が確保できれば保証会社を利用しなくてもいい場合もあります。
もし、近くに信頼できる人がいれば交渉してみるのも手です。
申込金(手付金)
キャバクラの物件契約時の費用の7つ目は、申込金(手付金)です。
申込金(手付金)は、不動産売買契約を交わす際に、当該物件が引き渡されるまでに入居者が礼金等とは別に売主に支払うお金のことを言います。
こちらの費用は、1万円~家賃の1ヶ月分程度が相場です。
申込金は物件の成約時にはそのまま徴収されますが、審査が通らなかったり、違う物件が見つかったりと、とにかく申込がキャンセルになれば返還される費用です。
しかし、悪質な業者の場合、この費用の返還に応じないこともあります。
これまで解説してきた通り、物件契約にかかる費用は細かく種類も多いため、誤魔化されやすいのです。
申込金(手付金)だけでなく、他の費用も相場の範囲内に収まっているかなどしっかりと確認するようにしましょう。
物件の費用を抑えるコツ
続いて、物件の費用を抑えるコツについて解説していきます。
物件の費用を抑えたい時は、以下の点について検討してみましょう。
- 郊外の物件を検討する
- 居抜き物件を検討する
- 内装など関連会社にも聞いてみる
それぞれ解説していきます。
郊外の物件を検討する
物件の費用を抑えるコツの1つ目は、郊外の物件を検討することです。
一般的に、物件の家賃は都心に向かって高額になっていきます。
そして、費用のほとんどは家賃がベースになっているので、単純に家賃が低ければ初期費用を抑えることができます。
たしかに、都心の方が集客の点で有利ですが、ライバル店も多いです。
そして、郊外の店であっても店舗のコンセプトをしっかりと設定することで、安定した売上に繋げることができます。
なので、予算が無い場合は、郊外の物件で、オリジナルのコンセプトを設定し店舗運営をすることも意識してみてください。
キャバクラのコンセプトについては、こちらの記事を参考にしてください。
居抜き物件を検討する
物件の費用を抑えるコツの2つ目は、居抜き物件を検討することです。
厳密に言えば、居抜き物件を契約しても契約時の費用が安くなることはありません。
しかし、スケルトン物件の場合は、物件契約後に備品や水回り等の設備を用意する必要があり、規模によって相応の費用がかかってきます。
しっかりと自分のイメージしたコンセプトにあった内装・設備の整った居抜き物件を選ぶことで、上記のような費用をカットすることができます。
そのためにも、居抜き物件専門のサイト等で妥協せずにイメージの物件を探してみましょう。
内装など関連会社にも聞いてみる
物件の費用を抑えるコツの3つ目は、内装など関連会社にも聞いてみることです。
キャバクラの場合、物件契約後に内装工事が入ることがほとんどで、基本的に物件契約と内装工事はセットになっています。
そのような関係のため、内装業者はエリア内の物件情報を持っていたり、内装業社で不動産屋を兼業していたりします。
内装業者によっては、まだ市場に出ていない物件情報を持っていることもあるので、可能であれば日頃からコミュニケーションを取り、物件情報をゲットしてみましょう。
キャバクラ向け物件検索サイト3選
最後に、キャバクラ向けの物件検索サイトを3つ紹介します。
物件を探す場合は、エリアの不動産屋に依頼することも大事ですが、以下のような不動産情報サイトを活用することも非常に重要です。
エリアや特徴から、自分の状況にマッチしたサイトを使ってみてください。
名前 | 掲載エリア | 掲載物件数 | 特徴 | URL |
居抜き本舗 | 東京 | 約6,000件 | 東京の居抜き物件に特化したサイト | https://www.inuki-honpo.jp/ |
物件探さナイト | 全国 | 約10,000件 | 水商売に適した物件をピックアップしている | https://bk-sagasa-nt.com/ |
よるみせナビ | 全国 | 約3,000件 | 第一興商グループが運営するサイトで、他のサービスにもスムーズに連携 | https://yorumise-navi.com/ |
居抜き本舗
キャバクラ向け物件検索サイトの1つ目は、居抜き本舗です。
こちらのサイトは、東京の居抜き物件に特化しており、東京エリアに限定しているにもかかわらず、掲載数は多めです。
ただし、水商売だけでなく、飲食店や美容院等の居抜き物件も含めてなので、実際にキャバクラに使える物件は絞られますが、東京の居抜き物件を探す上で外せないサイトです。
また、居抜き本舗では、物件成約後も、店舗経営のアドバイス、内装工事、空調設備、食材や消耗品の仕入れなどのさまざまなアドバイスをしてくれます。
そのため、東京エリアでこれからキャバクラを始めたい方におすすめです。
物件探さナイト
キャバクラ向け物件検索サイトの2つ目は、物件探さナイトです。
物件探さナイトは、全国の水商売の居抜き物件に特化したサイトとなっています。
水商売のみに絞っていることに加え、エリアごとにサイトが別れているので、非常に物件を探しやすいです。
総掲載数が10,000件と多いため、きっとイメージ通りの物件を見つけられるでしょう。
よるみせナビ
キャバクラ向け物件検索サイトの3つ目は、よるみせナビです。
よるみせナビは、カラオケのDAMを開発している第一興商グループが運営している不動産情報サイトです。
第一興商は、全国のキャバクラにDAM端末を卸しているので、都市圏のみならず地方の物件情報も豊富に取り揃えています。
さらに、カラオケやBGMなどのサービスを導入したい場合は、そのまま営業が対応してくれるので大変スムーズですし、トータルの費用から割引が入ることも。
物件と一緒に、音響設備やサービスもお考えの方におすすめのサイトです。
まとめ
ここまで、キャバクラの物件取得にかかる費用について解説してきました。
キャバクラで物件を取得する場合は、平均で150~500万円程度の費用がかかります。
そして、内訳としては以下のような費用がかかってきます。
- 敷金(保証金)
- 礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- 保険料
- 保証会社利用料
- 申込金(手付金)
上記の費用の中には、交渉次第で減額できる費用もあるので、見積もりの際にはしっかりと不動産屋と交渉するようにしましょう。
なるべく費用を抑えて、賢く物件を契約してくださいね。