繁盛するバーの内装デザインのポイント!工事費用の相場も解説
この記事をご覧の方は、以下のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 「バーを開業するけど、内装デザインはどんなものがいい?」
- 「内装業者を選ぶ時のポイントはある?」
バーといえば大人な雰囲気なイメージがありますが、やはり開業時に内装デザインはこだわりたいですよね。
そこで本記事では、バーの内装を考えるポイントについて、以下の内容を解説していきます。
- バーの内装デザインを考える時のポイント
- バーの内装工事の費用相場
- バーの内装業者を選ぶ時のポイント
バーの開業・経営を成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
バーの内装デザインの重要性
バーにおいて内装デザインは、想像以上に重要なポイント。
バーの内装デザイン次第では、お客さんに以下のような印象を与えてしまいます。
- 「なんだか落ち着かない、居心地が良くない」
- 「オシャレじゃない。人に勧められない」
逆に内装デザインにこだわっていると、「居心地が良く、人に勧められるオシャレなバー」が実現可能。
結果リピーターが増えたり、知り合いを連れてきてくれたり、お店の繁盛が期待できます。
バーの雰囲気かなり好きだ
お酒好きなお客さんとの会話も楽しいし、雰囲気を楽しむだけでも独りの時間を満喫できる— Joy (@Joy_M1K1) October 13, 2023
バーに来るお客さんの多くは「お酒と雰囲気を楽しみたい」ニーズがあるため、内装はお店の成否を左右する重要なポイントだと言えるでしょう。
バーの内装デザインを考える時のポイント
そんなバーの内装デザインを考える際は、以下がポイントとして挙げられます。
- バーのコンセプトを決定する
- バーカウンターのデザインを考える
- バックバーのデザインを考える
- 照明にもこだわる
それぞれの要素について解説していきます。
①バーのコンセプトを決定する
バーの内装を考える際、一番最初に決定すべきはズバリ「コンセプト」です。
バーといっても、以下のように種類は様々。
- オーセンティックバー
- スタンディングバー
- ショットバー
- ミュージックバー
- アミューズメントバー
- その他コンセプトに寄せたバー
これに加え、「大人向けのショットバー」「女性1人でも来やすいスタンディングバー」というようにさらなる細分化も可能です。
当然どういったコンセプトにするかで店内装飾は異なります。
よってまずは自分の中でコンセプトを固めて、内装を考える上での指針を作りましょう。
②バーカウンターのデザインを考える
バーといえば、やはり「バーカウンター」がお店の顔です。
一口にバーカウンターと言っても、以下のようにこだわれるポイントは様々。
- カウンターの高さ
- カウンターの素材
- 椅子の素材
- 椅子と椅子同士の幅
- etc..
バーカウンターの色味や、カウンターに設置する小物など、こだわればキリがありません。
コンセプトを踏まえ、あなたのお店ならではのバーカウンターのイメージを作ってみてください。
なお、一般的にバーカウンターはハイカウンターが使われることが多く、カウンターの高さが105cm前後、イスの高さが75cmほど。
カウンターとイスの高低差は27~30cm程が好ましいです。
③バックバーのデザインを考える
バーにおいてもう1つの顔とも言えるのが、ボトルが陳列される「バックバー」です。
こちらはオシャレさや見栄えも重要ですが、以下のポイントも意識しましょう。
- グラスやボトルを収納できる量
- 取り出しやすさ
- 並べやすさ
バーテンダーにとっての仕事場ですので、バックバーは機能性も意識する必要があります。
陳列の綺麗さと作業のしやすさの双方から、バックバーのデザインにこだわってみてください。
④照明にもこだわる
バーの雰囲気作りに大きく貢献するのが、「照明」です。
照明の照度、色味、照らす範囲などで、バーのイメージは一気に変わります。
間接照明なども活用しつつ、内外装と調和するよう意識してみましょう。
細かい点は業者に任せればOKですが、自分の中でのイメージを固めておくと、より具体的な依頼を伝えやすくなります。
バーの内装デザインの事例
ここからは、ポイントを踏まえたバーの内装事例を見ていきましょう。
イメージが固まりづらいうちは、他のお店の事例をたくさん見ておくと、雰囲気が掴みやすくなるかもしれません。
①アンダーグラウンド@歌舞伎町
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こちらは歌舞伎町のバー「アンダーグラウンド」さん。
かなり広いようで、カラオケやダーツなどの設備が揃っています。
画像はバーカウンターの内装。
歌舞伎町という立地ながらも、木材や照明で温かみや安心感が感じられるデザインです。
②AQSEE@大宮
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こちらは大宮のダイニングバー「AQSEE」さんの内装です。
バーカウンターの天板が砂になっており、異国感が感じられますね。
コンセプトにこだわることで、このような非日常感を演出することが可能です。
③ささら@福島県南相馬
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こちらは福島県のバー「ささら」さんのカウンターデザイン。
和モダンなデザインでバーのアングラ感がなく、とても過ごしやすそうな印象ですね。
暖かみのある明るさや、ゆったり座れる椅子など、落ち着けそうなバーです。
バーの内装工事の費用相場
バーの内装工事の費用相場は、坪単価30~60万円ほどです。
出店エリアや詳細なデザイン次第で前後しますが、相場として押さえておくといいでしょう。
例えば10坪の物件だと、300~600万円ほどの費用がかかるイメージです。
バーの内装工事費用を抑えるポイント
バーの内装工事費用を抑えるコツとしては、以下3つが挙げられます。
- 居抜き物件を選ぶ
- 内装会社を比較する
- カジュアルなコンセプトのバーにする
費用を大きく抑えられるのが、やはり「居抜き物件」を選ぶこと。
居抜きの状態にもよりますが、スケルトン物件と比較して半額以下に費用を抑えられる可能性があります。
その上で、内装会社をしっかり比較し、費用や提案内容が納得できる業者を選ぶことも大切です。
こだわりがないようなら、カジュアルなコンセプトのバーにするのもいいでしょう。
オーセンティックバーのような高級感あるコンセプトだと、内装材などで高くつく可能性があります。
バーの内装業者を選ぶ時のポイント
ここまでバーの内装のポイントについて紹介しました。
しかし、内装を形にするのは「内装業者」。
つまり、内装業者の選び方次第で、バーのデザインの完成度や満足度は大きく異なります。
以下を踏まえ、納得いく内装業者を選定してみてください。
- バーの施工事例の有無を確認する
- デザインから施工までまとめて依頼できる業者を選ぶ
- 相見積もりを取る
それぞれ解説していきます。
①バーの施工事例の有無を確認する
内装業者を選定する際は、施工事例を確認しましょう。
- バーやラウンジなどの施工実績はあるか
- その施工デザインは自分のイメージと合うか
内装会社と一口に言っても多くの業者がおり、それぞれ得意分野も異なります。
まずは、バーの内装設計が得意な業者を見つけるところから始めてみてください。
②デザインから施工までまとめて依頼できる業者を選ぶ
内装デザインが形になるまでには、いくつかの工程に分けられます。
- デザイン(デザイン会社)
- 設計(設計会社)
- 施工(工務店)
業者によって対応できる範囲が異なりますが、複数の会社を経由すると、その分料金が高くついてしまいます。
よって、デザイン〜施工までワンストップで依頼できる業者を見つけると、費用の節約が可能です。
1つの窓口で済む分、コミュニケーションコストも抑えられますので、ぜひまとめて依頼できる会社を見つけてみてください。
③相見積もりを取る
最も重要なのが、複数の内装業者に見積もりを出すことです。
内装やデザインは明確な料金体系が定まっていないため、業者ごとで料金や提案内容が大きく異なることがあります。
よって、1つの業者しか見ずに依頼してしまうと、それが適正な価格・サービスなのか判断ができないのです。
必ず複数の業者に相見積もりを出し、価格や提案内容を比較した上で、納得できる会社に依頼するようにしましょう。
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まとめ
今回はバーの内装デザインを考えるポイントについて解説しました。
バーの内装はお店の雰囲気や居心地の良さに直結するため、非常に重要です。
ぜひ以下のポイントを踏まえ、繁盛する内装デザインをイメージしてみてください。
- バーのコンセプトを決定する
- バーカウンターのデザインを考える
- バックバーのデザインを考える
- 照明にもこだわる
なお、最終的にイメージを形にするのは内装業者です。
業者選びは内装を形にする上で最も重要なポイントですので、ぜひ納得いく選び方を心がけてみてください。
もし内装業者選びで困った際は、TRUSTマーケットをご利用くださいね。