キャバクラ開店の際に「内装工事」を検討している方は多いでしょう。

しかし、いざ内装業者を探そうと思っても、

• キャバクラの内装工事の費用相場ってどれくらい？
• キャバクラの内装工事費用を抑える方法はある？

と「費用面」で不安や疑問を抱える方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、キャバクラの内装業者の費用相場について、以下の内容を解説していきます。

• キャバクラの内装業者の費用相場
• おすすめのキャバクラ内装業者4選
• 内装で費用を抑えるためのポイント

「なるべく費用を抑えて、適正価格で内装にこだわりたい」というオーナー様は、ぜひ参考にしてみてください。

キャバクラの内装業者の費用相場

結論から言いますと、キャバクラの内装業者の費用相場は非常に幅広く、「300万円~数千万円以上」です。

お金をかけずに内装工事をするなら300~500万円程度でも事足りますが、お金をかけようと思えば上限はキリがありません。

中には内装費3億円のキャバクラも存在しているようで、価格は「どれくらいお金をかけられるかによる」と言えるでしょう。

これを踏まえた上で、キャバクラの内装にかかる費用の相場をざっくり紹介していきます。

• デザイン、設計費用
• 各種工事費用
• その他諸経費

それぞれ見ていきましょう。

デザイン、設計

キャバクラの内装に関する費用1点目は、「デザイン、設計費」。

「デザイン」という形のないものにかかる金額ですから相場は非常に曖昧ですが、「総施工費用の5~20%」、もしくは「1坪あたり3~10万円」ほどで換算されるケースが多いようです。

基本的にデザイン、設計、施工までを全て行う業者であれば、デザイン・設計費用は安く済みます。

しかし、デザインだけを行う業者であったり、実績の豊富なデザイナーに依頼したりする場合、かなり費用は高くなりますので、依頼先はよく選びましょう。

各種工事費用

キャバクラの内装に関する費用2点目は「各種工事費用」。

相場としては、「1坪あたり30万円~50万円」ほどですが、こだわれば上限はいくらでも上がると考えてOKです。

例として、20坪なら「600~1,000万円」ほどが総工事費用となり、具体的な工事費用の内訳のイメージは以下の通り。

• 造作工事費30%：壁、床、天井、建具など
• 設備工事費30%：電気、ガス、水道、厨房、通信など
• 造作家具工事費20%：作り付けの椅子や机など
• 仕上げ工事費10%：仕上げとなる工事全般
• その他10%：デザイン、施工管理費用など

この例で言いますと、600~1,000万円のうち、「540万円〜900万円」が工事にかかることになります。

業者ごとに相見積もりを取る際は、「1坪あたりいくらで見積もりを出されているのか」を確認すると、相場通りなのか比較しやすいでしょう。

その他諸経費

キャバクラの内装に関する費用3点目は、「その他諸経費」です。

施工管理費用などにかかる部分であり、「総費用の5〜10%」ほどが相場となります。

こちらに関しては、工事やデザイン以外で極端に多く換算されている費用がないか確認すると安心です。

おすすめのキャバクラ内装業者4選

キャバクラ向けの内装業者の費用相場を紹介してきました。

続いては、おすすめのキャバクラ内装業者を4つ紹介します。

比較表内に価格を掲載していませんが、内装工事の費用相場はかなり曖昧な部分であり、業者や地域によっても異なる部分が多いです。

また、見積もりをとって相談してみないことには価格帯もわからないため、ホームページを見ただけでは比較もしづらいです。

ただ、ここから紹介する内装業者はいずれもデザイン、設計、施工全てに対応していますので、デザインと施工を別々に依頼するよりも安くお願いできる可能性は高いでしょう。

価格以外の部分で気になる業者があれば、問い合わせをするところから始めてみてくださいね。

それぞれ紹介していきます。

①Plus Answer

「Plus Answer」は、デザイン、設計、施工に対応している内装業者です。

ナイトクラブやガールズバーの施工事例をホームページに多数掲載していますので、そちらでデザインを確認してみてください。

なお、施工までのステップは以下の通りですが、

1. お問い合わせ
2. 現場確認
3. 打ち合わせ
4. お見積り
5. ご契約
6. 着工
7. 施工完了（引き渡し）

このうち「お見積り」までならお金はかかりません。

この後に紹介する内装業者も基本的には同様ですので、気になる業者は相見積もりを取って比較してみてください。

②八百板工芸有限会社

「八百板工芸有限会社」は、キャバクラをはじめとした水商売、ナイトクラブ向けにデザイン、設計、施工、メンテナンスを行なっています。

印象的なデザインはもちろんのこと、機能性やコストバランスも踏まえたプランを提案してくれますので、コストパフォーマンスに優れた内装が期待できるでしょう。

その他、3DCGや工程表などの詳細な資料を何十枚も利用してくれますので、納得感を持って依頼できるはずです。

ホームページで多数のナイトクラブの内装事例を閲覧できますので、そちらもぜひ判断に役立ててみてくださいね。

③IDEAL

「IDEAL」はデザイン、設計、施工だけでなく、資金調達、物件探し、WEBサイト設計、集客など幅広い対応を行なってくれる内装業者です。

開業に関わる部分をまとめてワンストップで依頼できるので、時間と手間を大幅に削減することができるでしょう。

「複数の業者を選ぶのが面倒」という方は、IDEALでまとめてお願いするのもおすすめ。

ただ、一番重要なのはデザインの部分ですので、そちらも事例でしっかり確認してみてくださいね。

④株式会社エイケー

「株式会社エイケー」は国内外にオフィスを10つ構えており、実績が非常に豊富です。

オフィスは以下に構えています。

• 東京
• 札幌
• 横浜
• 名古屋
• 大阪
• 福岡
• 沖縄
• LA
• NY
• ベトナム

ここまで幅広く展開してナイトクラブの内装も行っている業者は珍しいので、もしお近くに事務所があればお願いしてみるのもいいでしょう。

大規模展開しているだけあってデザインのレベルも高いので、ぜひ見積もりを取ってみてください。

内装で費用を抑えるためのポイント

最後に、キャバクラの内装に関わる費用を抑えるためのポイントを3つ紹介します。

• 複数の内装業者から見積もりを取る
• 居抜き物件を選ぶ
• 内装業者に相談しつつ、自身で工夫してみる

それぞれ紹介していきます。

複数の内装業者から見積もりを取る

記事中でも何度も述べましたが、複数の内装業者から相見積もりを取るのは必須です。

なぜならキャバクラの内装の費用相場は非常に曖昧で幅広いため、複数の業者から見積もりを取らないと、高いか安いかを判断しづらいからです。

しかし、複数の業者から見積もりを取れば、その地域のおおよその相場が掴めますし、極端に高い内装業者はその時点で選択肢から除外することができます。

特にデザイン費用の相場は曖昧ですから、「わからない」からこそしっかり比較するようにしてみてくださいね。

居抜き物件を選ぶ

内装工事には最低でも300万円ほどかかると解説しましたが、居抜き物件を選べば、費用を抑えることができるかもしれません。

居抜き物件とは、前のテナントの設備・家具などが残ったままの物件のこと。

もしイメージする店舗に近い居抜き物件が見つかれば、少しの工事で済みますので、大規模な工事を行う必要もなくなります。

何も一から百まで工事を行う必要はないので、物件探しの時点から工夫してみてくださいね。

内装業者に相談しつつ、自身で工夫してみる

最後に、内装業者に「なるべく費用を抑えたいが、こちらでできそうな作業や工夫はあるか」と相談してみるのも手です。

例えば、キャバクラの内装工事では作りづけの家具などにかかる費用がありますが、費用を抑えたいのであれば、自身で家具や機器を設置しても良いか相談するなど。

もちろんプロに任せないと高級感が損なわれてしまうような箇所もあるでしょうから、DIYやこちらで対応できそうな部分がないか相談してみてください。

まとめ

今回はキャバクラ向けの内装業者にかかる費用について解説してきました。

費用としては、抑えれば「300~500万円」あればそれなりの内装は期待できますが、こだわれば上限はキリがありません。

ぜひご自身で費用を抑えるよう工夫しつつ、納得できる価格で、納得できるデザインを形にしてくれそうな業者さんを探してみてください。

その際は、相見積もりを取ることも忘れずに。

もし業者選びで迷った際は、当サイト「TRUSTマーケット」にご相談くださいね。