エステサロンの内装デザインのポイントは?工事の費用相場も解説
この記事をご覧の方は、以下のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 「エステサロンを開業するけど、内装デザインはどうすればいい?」
- 「エステサロンの内装工事の費用相場はどれくらい?」
エステサロンは、施術内容だけでなく、内装デザインや雰囲気もお客さんの満足度に影響を与えます。
本記事では、エステサロンの内装デザインについて、以下の内容を解説していきます。
- エステサロンの内装デザインを考える際のポイント
- エステサロンの内装デザインの事例
- エステサロンの内装工事の費用相場
繁盛するエステサロンをオープンしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
エステサロンの内装デザインを考える際のポイント
内装を実際に形にするのは内装業者です。
しかし、こちら側で事前にイメージを固めておくことで、依頼がしやすくなります。
まずはエステサロンの内装デザインを考えるポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- エステサロンのコンセプトを固める
- ターゲット層を想定する
- 間接照明でリラックスできる空間を作る
- スタッフと顧客の動線を確保する
- プライバシーを確保する
- 清潔感や手入れのしやすさも意識する
これを元にイメージを固めたり、理想と近いデザインの画像を探したりすることで、内装業者もデザインを提案しやすくなりますよ。
ポイントについて、それぞれ見ていきましょう。
①エステサロンのコンセプトを固める
エステサロンの内装デザインのポイント1つ目は、「コンセプトを固める」こと。
例えば、一口にエステサロンといっても、提供するサービスや空間は様々です。
- サクッとアットホームな空間で施術を受けられる
- 予約制でリゾート気分が味わえて、リフレッシュできる
- 最新技術や化粧品でピンポイントな悩みにアプローチする
このようにコンセプト次第で、最適な内装やベースカラーなどは変化します。
まずは以下の要素を踏まえ、エステサロンのコンセプトを練るようにしてみて下さい。
- エステサロンの基本理念
- 提供するサービスや期待される効果
- 想定されるターゲット層
- 出店エリアなど
コンセプトが練り込んであれば、内装以外だけでなくメニューや料金設定など、あらゆる点の意思決定がスムーズに進むようになります。
②ターゲット層を想定する
エステサロンの内装デザインのポイント2つ目は、「ターゲット層を想定する」こと。
コンセプトと関連する内容ですが、ターゲット層によって最適な内装は異なります。
例えば、ターゲット例としては以下が挙げられるでしょう。
- 仕事帰りの男性:安心感や親しみが感じられる内装
- リフレッシュしたい女性:非日常やリゾート気分が味わえる内装
- 脱毛したい男性:落ち着いた色味でシックな内装
男性向けに立ち寄りやすさを重視するなら、豪華さよりシンプルで暖かみのある内装デザインが求められます。
一方、女性向けに非日常体験や癒しを届けたいのであれば、リゾート気分が味わえるゴージャスな内装デザインや、自然を取り入れたデザインがいいでしょう。
ターゲット層やコンセプトを考えるのは内装業者ではなくあなた自身なので、相談前にしっかりイメージしておくことをおすすめします。
③間接照明でリラックスできる空間を作る
エステサロンの内装デザインのポイント3つ目は、「間接照明でリラックスできる空間を作る」こと。
直接照明で強い光を浴びている中だと、なかなか人はリラックスしにくいものです。
柔らかい間接照明や調光可能なライトなどを活用し、落ち着いて施術を受けられる明るさを演出しましょう。
間接照明の当て方次第では、空間自体をオシャレに魅せることも可能です。
関連し、クッションやシーツなどの家具も、肌触りがよくリラックスできるものを選びましょう。
④スタッフと顧客の動線を確保する
エステサロンの内装デザインのポイント4つ目は、「スタッフと顧客の導線を確保する」こと。
サロンとしての快適さやオシャレさも重要ですが、スムーズにお客さんに移動してもらったり、施術を滞りなく進めたりすることも大切です。
各器具や収納スペースなどの位置も踏まえ、実際にどういったオペレーションを行うのかを想定したレイアウトを実現しましょう。
⑤プライバシーを確保する
エステサロンの内装デザインのポイント5つ目は、「プライバシーを確保する」こと。
お客様がリラックスするためには、個室や半個室などの空間を用意することが好ましいです。
可能であれば防音対策なども取り入れるといいでしょう。
施術中に他のお客様の物音がよく聞こえてしまうと、「自分の音も聞こえてしまうのでは」と落ち着けないケースも想定されます。
⑥清潔感や手入れのしやすさも意識する
エステサロンの内装デザインのポイント6つ目は、「清潔感や手入れのしやすさも意識する」こと。
サロンに汚れが目立つと、以下のようなデメリットが想定されます。
- 汚くて落ち着けない
- 「リゾート気分」などコンセプトやブランドイメージに傷が付く
特に女性をターゲット層にしていたり、高級感などをコンセプトにしていたりする場合は、デメリットが非常に大きいでしょう。
清潔さが感じられる内装に加え、手入れのしやすさまで踏まえた素材選びなども相談してみてください。
エステサロンの内装デザインの事例
ここからは、実際のエステサロンの内装デザインを紹介します。
イメージが浮かびづらい方は、ぜひ実際の事例を参考にしてみてください。
①女性向けエステサロンの内装
皆様こんにちは。
エステサロンPMK大阪天王寺店です💆🏻♀️大阪天王寺店は完全個室✨
施術だけでなく、お召し替えも全てお部屋でのご案内です😌
フェイシャルのお部屋は内装も可愛いとお客様からご好評いただいてます🪞🤍皆様のご来店をお待ちしております。 pic.twitter.com/L4bGdPlfGN
— エステサロンPMK大阪天王寺店 (@PMKtennoji) April 3, 2022
こちらは女性向けエステサロンの内装です。
家具や小物に統一感が見られ、ラグジュアリーさも感じられます。
観葉植物も配置され、非日常の中でリラックスもできそうなデザインです。
②マンツーマンのプライベートサロン内装
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こちらはマンツーマンの完全プライベートサロンの内装です。
照明や小物などがとてもオシャレで、程よい非日常感が感じられます。
個人でエステサロンを開業したい場合には、ぜひ参考にしたいデザインですね。
エステサロンの内装工事の費用相場
エステサロンの内装工事の費用相場は、おおよそ以下の通りです。
- 居抜き物件:10~30万円/坪単価
- スケルトン物件:30~50万円/坪単価
20坪の店舗の場合は、200〜1,000万円ほどの費用がかかるイメージ。
ただし、エステサロンで使える設備や内装が残った居抜き物件であれば、大幅に費用を抑えることができます。
また、スケルトン物件の場合でも、工夫次第では金額を抑えることが可能です。
エステサロンの工事費用を抑えるポイント
エステサロンの工事費用を抑えたい場合は、以下を参考にしてみてください。
- 高級な素材や建材の使用は避ける
- 複雑なデザイン設計は避ける
- 予算内で依頼できる優秀な内装業者を探す
内装デザインの費用は幅が大きいですが、これは使用する素材や、デザインの複雑さなどで左右されます。
よって、コンセプトを表現できさえすれば、そこまで高級さにこだわったり、凝ったデザイン設計などを取り入れたりする必要はありません。
限られた予算のなかでコンセプトを最大限に表現できるよう、信頼できる内装業者を見つけ出しましょう。
最終的にデザインを形にするのは内装業者ですから、同じ費用でも良い仕事をしてくれる会社を見つけてみてください。
エステサロンの内装業者を選ぶ時のポイント
エステサロン内装の施工やデザインの提案は、内装業者が行います。
内装はお店の成否を左右する重要な要素ですので、以下を踏まえ、信頼できる内装会社を選ぶようにしてみてください。
- エステサロンの施工実績がある業者を選ぶ
- 開業エリアに強い業者を見つける
- 相見積もりを取る
それぞれ解説します。
①エステサロンの施工実績がある業者を選ぶ
どうせなら、エステサロンの内装デザインに強い業者を選びましょう。
業者のホームページなどで施工実績を確認することで、これまでの事例や得意分野などを確認することができます。
エステサロンの施工経験が多い業者であるほど、豊富な知識と実績を元にしたサービスが期待できるでしょう。
②開業エリアに強い業者を見つける
優秀な内装業者でも、エリアが離れていると依頼できなかったり、費用が余分にかかったりすることも。
お近くの依頼できる範囲で、信頼できる内装業者を見つけることが重要です。
地域に精通していると、思わぬ提案を受けられることもありますので、ぜひお近くの内装会社を見つけてみてください。
全ての内装会社がホームページやSNSを持っているとは限りませんので、様々なルートから探してみましょう。
③相見積もりを取る
内装業者を選ぶ際は、必ず相見積もりを取るようにしましょう。
1つの会社から提案を受けただけでは、それが安いのかどうか判断することができません。
しかし、複数の業者からまとめて提案を受けることで、比較した上で納得いく会社を選ぶことが可能です。
相見積もりが可能なサービスや、業者紹介サービスなどを活用し、「これだ!」という内装業者を見つけ出してみてくださいね。
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まとめ
今回はエステサロンの内装デザインのポイントについて解説しました。
内装業者に相談する前に、以下を踏まえ、自身の中でもある程度内装イメージを固めておきましょう。
- エステサロンのコンセプトを固める
- ターゲット層を想定する
- 間接照明でリラックスできる空間を作る
- スタッフと顧客の動線を確保する
- プライバシーを確保する
- 清潔感や手入れのしやすさも意識する
とはいえ、デザインを実際に形作るのは内装会社です。
内装会社選び次第でエステサロンのデザインは大きく変わりますので、妥協せずに業者を探し出してみてくださいね。
困った際は、「TRUSTマーケット」へのご相談をお待ちしております。