メイドカフェの内装デザインのポイントは?工事の費用相場も徹底解説
この記事をご覧の方は、以下のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 「メイドカフェを開業するけど、内装デザインはどうすればいい?」
- 「メイドカフェの内装工事の費用相場はどれくらい?」
非現実的な体験が楽しめるメイドカフェでは、内装デザインも世界観を表現する上で重要なポイント。
本記事では、メイドカフェの内装デザインについて、以下の内容を解説していきます。
- メイドカフェの内装デザインを考える際のポイント
- メイドカフェの内装デザインの事例
- メイドカフェの内装工事の費用相場
繁盛するメイドカフェを開業したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
メイドカフェの内装デザインを考える際のポイント
メイドカフェの内装を形にする際は、内装業者に依頼する必要があります。
しかし、依頼するにあたって、自身の中でもある程度デザインのイメージを固めておくことで、より業者との擦り合わせを進めやすくなるでしょう。
まずはあなたの中で内装イメージを固めるためにも、以下のポイントについてそれぞれ考えてみてください。
- メイドカフェのコンセプトを固める
- バーカウンターのデザインを決定する
- 移動しやすいレイアウトを意識する
- 細部の装飾やインテリアにこだわる
- 清潔感と手入れのしやすさも意識する
それぞれのポイントについて解説していきます。
①メイドカフェのコンセプトを固める
内装を決める上で最も重要なのは、メイドカフェのコンセプトを固めておくことです。
コンセプトはお店の方向性を決める指針となりますので、まずはしっかりイメージしておきましょう。
例えば、以下のようなコンセプトでは、それぞれ内装イメージも大きく異なるのがお分かりいただけるかと思います。
- オーソドックスな洋風メイドカフェ
- 和風のメイドカフェ
- チャイナ風のメイドカフェ
- 学園系コンセプトのメイドカフェ
- etc
メイドカフェやコンセプトカフェでは、世界観をしっかり作り込むことが重要です。
8年ぶりにメイドカフェに行きましたが・・・
非日常を味わいたい方はおすすめです— はまうみ (@hmum315) December 2, 2023
お客さんはその世界の中ではどういう存在なのか、メイドはそれに対してどう接するのかなど、メイドカフェの全体的なサービス内容から練り込んでみてください。
②バーカウンターのデザインを決定する
続いて、バーカウンターのデザインを決定しましょう。
バーカウンターと一口に言っても、以下のような要素次第で見え方は大きく異なります。
- カウンターの高さ
- カウンターの素材
- 椅子の素材
- 椅子と椅子同士の幅
- etc..
お店のコンセプトに合った素材などを使い、カウンター席もしっかり作り込みましょう。
専門的な部分に関しては内装業者の方で提案してくれるとは思いますが、一般的には以下の高さが多いようです。
- カウンターの高さ:105cm前後
- イスの高さ:75cm前後
- カウンターとイスの高低差:27~30cm程
「世界観や見栄え」だけでなく、シンプルな「座りやすさ」にもこだわってみてください。
③移動しやすいレイアウトを意識する
メイドカフェ内では、メイドさんが店内を移動するシーンも多々あるかと思います。
スムーズな移動ができるよう、店内での動線が確保できるレイアウトを意識しましょう。
お会計やトイレなどでお客さんも移動することもあるため、お店の混雑時も想定しておくと安心です。
非日常的な内装デザインも重要ですが、店内で快適に移動できる機能性も求められます。
④細部の装飾やインテリアにこだわる
メイドカフェでは世界観を演出することが重要。
よって、細部の装飾やインテリアにもこだわるようにしましょう。
テーマに沿った家具や置き物を取り入れることで、メイドカフェの世界観がグッと強まります。
例えば前述のチャイナ風メイドが迎えてくれるカフェなら、中華風のインテリアで統一するといいでしょう。
メイドの衣装・内装・インテリアでそれぞれイメージを演出し、お客さんが浸れるようなカフェを実現してみてください。
壁面に装飾などを施すなど、工事が必要なデザインの場合は、この時点である程度イメージを固めておきましょう。
⑤清潔感と手入れのしやすさも意識する
最後に、清潔感や手入れのしやすさも意識しましょう。
世界観が作り込まれていても、清潔感が欠けていたり、汚れが目立ったりすると、イメージダウンに繋がる恐れもあります。
配色や素材などで、清潔感を感じられるようなデザインだと好ましいです。手入れのしやすい素材についても相談してみるといいでしょう。
あくまで「カフェ」という飲食業態であることを忘れず、清潔感もこだわってみてください。
メイドカフェの内装デザインの事例
ここからは、上記のポイントを踏まえた、実際のメイドカフェのデザイン事例についてみていきましょう。
イメージが固まっていない方は、ぜひ実際の内装を参考にしてみてください。
気に入る内装デザインがあれば、それを元に業者に相談するのもいいでしょう。
①台湾発の「ツクヨミメイドカフェ」
引用:https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13292530/
こちらは秋葉原にある「ツクヨミメイドカフェ」さんの内装。
台湾発のメイドカフェということですが、非常に豪華で非日常を味わえるデザインですね。
台湾料理も楽しめるとのことで、内装だけでなく、メニューに関してもコンセプトの一貫性が感じられます。
②氷の国がコンセプトの「リリアンプリアン」
引用:https://lilian-plian.com/concept/
こちらは雪の妖精たちがいる氷の国をイメージしたメイドカフェ、「リリアンプリアン」さんの内装。
一目見て、氷や雪国が想起され、とても世界観が作り込まれていますね。
ポイントとしては、中央のカウンター席が六角形である点が挙げられます。
カウンター席は席数が限られるものですが、六角形にすることで、多くのお客さんが中央のキャストと会話を楽しむことが可能です。
③魔法学園がコンセプトの「ぴゅありぷる」
引用:https://x.com/pureripple_0301/status/1708126110884732948/photo/1
こちらは魔法学園がコンセプトの「ぴゅありぷる」さんの内装。
「魔法」という神秘的な印象が感じられるようなデザインです。
白や薄紫を基調としており、清潔感も感じられますね。
メイドカフェの内装工事の費用相場
メイドカフェの内装工事の費用は、以下が相場とされています。
- スケルトン物件:坪単価30~60万円
- 居抜き物件:坪単価15~40万円
10坪のメイドカフェであれば、150〜600万円前後が相場。
なお、前テナントの設備などが残っている「居抜き物件」であれば、大幅に費用を抑えることが可能です。
また、これはあくまで相場ですので、以下によって費用は異なる可能性があります。
- 施工するエリア
- 使用する建材
- デザイン全体の高級感
先ほどの内装事例のように、シャンデリアや高級感のある建材などを使用する場合は、それだけ費用が高くなるでしょう。
予算と相談しつつ、理想の内装デザインを実現できるように工夫してみてください。
内装工事の費用を抑えるなら業者選びが重要
内装工事の費用を抑えたいのであれば、業者選びが非常に重要。
デザインや工事には明確な相場がないため、内装会社によって価格も内装の仕上がりも大きく異なるためです。
同じ費用帯でも、業者次第で仕上がりが違うケースは多々挙げられます。
どんなにいいコンセプトでも、実際の形を作るのは内装業者。
信頼できる内装会社を探せるかどうかで、メイドカフェの成否が左右されると言ってもいいでしょう。
メイドカフェの内装業者を選ぶ時のポイント
内装業者の選び方は非常に重要です。
以下のポイントを踏まえ、信頼できる内装会社を見つけてみてください。
- 「メイドカフェ」の内装に強い業者を探す
- 設計から施工まで対応してくれる業者を探す
- 相見積もりを取る
それぞれ解説していきます。
①「メイドカフェ」の内装に強い業者を探す
内装業者によって、得意分野は異なります。
メイドカフェやコンセプトカフェの内装を専門としている業者を見つければ、豊富な知識や経験を元にした提案が期待できるでしょう。
②設計から施工まで対応してくれる業者を探す
設計から施工までは、大きく以下の3つの工程に分類できます。
- 設計(設計会社)
- デザイン(デザイン会社)
- 施工(工務店)
それぞれ別途で依頼すると費用がかさみますので、これら全てのステップをワンストップで対応してくれる業者を選びましょう。
費用を節約できるほか、コミュニケーションコスト等も抑えられます。
③相見積もりを取る
最も重要なのが、複数の業者間で相見積もりを取ること。
内装工事の費用や提案内容が優れているかの判断は、非常に難しいです。
必ず複数の業者でまとめて見積もりを取り、それぞれの提案を「比較」するようにしましょう。
比べることで、サービス内容や価格の適正さを判断することができますよ。
内装業者をお探しなら「TRUSTマーケット」
まとめ
今回はメイドカフェのデザインのポイントについて解説しました。
メイドカフェの内装を考える際は、ぜひ以下を意識してみてください。
- メイドカフェのコンセプトを固める
- バーカウンターのデザインを決定する
- 移動しやすいレイアウトを意識する
- 細部の装飾やインテリアにこだわる
- 清潔感と手入れのしやすさも意識する
その上で、あなたのイメージを形にするのは「内装業者」であることもお忘れなく。
しっかり相見積もりを取り、適切な業者を選びましょう。
業者選びでお困りの際は、ぜひ「TRUSTマーケット」にご相談ください。