店舗内装にパーテーションを活用しよう!デザイン時のポイントや費用相場
この記事をご覧の方は、以下のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 「内装にパーテーションを施工するメリットは?」
- 「店舗にパーテーションをデザインする際の費用はどれくらい?」
パーテーションをうまくデザインすることで、店舗内装に多くのメリットを及ぼします。
本記事では、以下の内容について見ていきましょう。
- 店舗内装でパーテーションを活用するメリット
- 店舗内装にパーテーションをデザインするポイント
- パーテーション設置の費用相場
店舗にパーテーションを効果的に施工したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
店舗内装でパーテーションを活用するメリット
店舗内装にパーテーションを活用するメリットとしては、主に以下が挙げられます。
- 空間のゾーニング
- プライバシーの確保
- デザイン性の向上
- 遮音性の向上
それぞれ確認していきましょう。
①空間のゾーニング
パーテーションを使うことで、広い空間を用途やテーマに応じて区切ることができます。
飲食店では個室風のスペースを作ったり、オープンキッチンと客席を分けることで効率的なレイアウトが可能です。
小売店では商品カテゴリーごとに区切ることで、見やすく回遊しやすい売り場が実現できるでしょう。
②プライバシーの確保
パーテーションは視線を遮るため、プライベートな空間の提供を実現します。
美容室では施術スペースを区切りリラックスした環境を、カフェやレストランでは隣の席との視線を遮り、落ち着いた空間を作り出すことが可能です。
また、コワーキングスペースでは集中力を高め、作業効率の向上にも繋がります。
③デザイン性の向上
パーテーションはデザイン性を高めるアイテムでもあり、素材やデザインを工夫することで、空間の雰囲気を大きく変えられます。
ブランドイメージに合ったパーテーションを選ぶことで統一感が生まれ、洗練された空間を演出できるでしょう。
例えば、和風の飲食店なら格子状のパーテーションを用いて、伝統とモダンを融合させた空間作りが可能です。
④遮音性の向上
パーテーションは音を遮る効果も持ち、静かな空間作りに役立ちます。
特に飲食店では、隣のテーブルとの会話や周囲の雑音を和らげることで、お客様がリラックスして食事や会話を楽しめる環境を提供可能です。
また、カフェやサロンでは音楽や外部の騒音を適度に遮り、落ち着いた雰囲気を演出することもできるでしょう。
パーテーションを活用することで、静かで快適な空間を作り出し、お客様によりリラックスした時間を過ごしてもらうことができます。
店舗内装にパーテーションをデザインするポイント
店舗内装にパーテーションを設置する際には、ただ空間を仕切ればいいというわけではありません。
以下のポイントを踏まえ、効果的にパーテーションを店舗にデザインしてみて下さい。
- お店のコンセプトと調和させる
- 空間の広がりを意識した設計にする
- 素材とカラーコーディネートを意識する
- 照明と組み合わせる
- 機能性も考慮する
それぞれ解説していきます。
①お店のコンセプトと調和させる
お店の業種やコンセプトに合わせたデザインを選ぶことが大切です。
例えば、以下のような例が挙げられます。
- 和食店:
木製の格子状パーテーションで和の雰囲気を演出 - カフェ:
鉄製のパーテーションでモダンな印象を演出 - サロン:
曇りガラスのパーテーションで安心感と高級感を演出
お店のターゲット層や、空間に的した素材やデザインを選びましょう。
②空間の広がりを意識した設計にする
パーテーションで空間を区切ると閉塞感が生まれる可能性があります。
これを防ぐために、パーテーションの高さや配置を工夫することが大切です。
例えば、天井まで届かない高さにしたり、ガラスや鏡など透光性のある素材を使ったりすることで、開放感を損なわず広がりを感じさせることができます。
反対に、天井まで届くパーテーションをデザインすることで、より防音性やプライバシーを強めることも可能です。
③素材とカラーコーディネートを意識する
素材やカラーは空間の印象を大きく左右します。
例えば、素材1つとっても、以下のようにイメージが異なるでしょう。
- 木材:温かみ
- スチール:スタイリッシュ
- ガラス:開放感
それぞれのイメージを踏まえ、店舗の雰囲気に合わせた選択をすることが重要です。
また、床材や壁の色との組み合わせにも気を配り、統一感のある空間を作ることで、バランスの取れたデザインが実現します。
④照明と組み合わせる
パーテーションと照明を組み合わせることで、空間に独特の雰囲気を作り出せます。
ガラスパーテーションや格子デザインのパーテーションなど、光を通しやすいものであれば、照明効果も実感しやすいはずです。
間接照明をパーテーションの裏側に設置すると、光の効果で幻想的な雰囲気を演出できるでしょう。
また、スポットライトを当てれば、パーテーションが空間のアクセントとなり、奥行きを感じさせることも可能です。
⑤機能性も考慮する
パーテーションを選ぶ際は、デザイン性だけでなく機能性にも注目しましょう。
飲食店では、お客様の視線を遮りつつ、スタッフが見渡せる高さにするなど、実用性も考えた設計が求められます。
また、収納スペースが必要であれば、棚付きのパーテーションを選ぶことで機能的な空間を作り上げることができるでしょう。
パーテーション設置の費用相場
店舗内装にパーテーションを設置する場合、その費用はパーテーションの種類やサイズ、施工内容によって大きく異なります。
まず、素材別の価格帯の相場としては、以下の通りです。
素材 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
木材 | 5,000円〜30,000円/㎡ |
|
スチール | 7,000円〜20,000円/㎡ |
|
ガラス | 10,000円〜40,000円/㎡ |
|
ここに施工費用がプラスされるため、業者や工事内容によって、費用の差はかなりのものになるでしょう。
依頼する内装業者次第で価格もパーテーションの仕上がりも決まるので、必ず信頼できる会社を見つけ出すようにしてみて下さい。
パーテーション設置の費用を抑える方法
店舗内装にパーテーションを設置する際には、費用を抑えるための工夫を凝らすことが重要です。
以下を踏まえ、パーテーション施工の費用を抑えるようにしましょう。
- パーテーションの素材を選ぶ
- パーテーションの形状を選ぶ
- パーテーションの設置方法を工夫する
- 中古品を検討する
- 内装業者を比較する
①パーテーションの素材を選ぶ
パーテーションの素材によって費用は大きく変わります。
コストを抑えるためには、安価な素材を選ぶことがポイントです。
素材 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
木材 | 5,000円〜30,000円/㎡ |
|
スチール | 7,000円〜20,000円/㎡ |
|
ガラス | 10,000円〜40,000円/㎡ |
|
この中でも、木材は種類によって価格がかなり変動します。
お店のイメージを崩さないパーテーションを選ぶのは大前提ですが、費用も考慮するようにしましょう。
②パーテーションの形状を選ぶ
パーテーションの形状も費用に影響します。
パーテーションの形状 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
パネル型 | 5,000円〜15,000円/㎡ | 比較的安価で設置しやすい形状 |
自立型 | 7,000円〜20,000円/㎡ | 設置が簡単な場合、費用を抑えやすい |
可動式 | 10,000円〜30,000円/㎡ | 柔軟なレイアウト変更が可能ですが、固定式に比べると高め |
シンプルで小型のものは、費用を抑える手段として有効です。
お店のイメージと合わせ、パーテーションの形状も業者に相談してみましょう。
③パーテーションの設置方法を工夫する
パーテーションの設置方法次第で、費用も変わります。
大掛かりな工事が必要な場合は費用がかさむため、簡単な設置方法を選ぶと良いでしょう。
例えば、簡単な構造ならDIYで設置することが可能。
ただし、事前にしっかりと下調べを行い、安全に作業することが大切です。
④中古品を検討する
中古のパーテーションを利用することで、新品よりもコストを抑えることができます。
状態の良い中古品を選べば、十分に実用性を確保できるでしょう。
ただし、保証がないことが多いため、購入前にはしっかりと状態を確認することが必要です。
⑤内装業者を比較する
設置費用は業者によって異なります。複数の業者に見積もりを依頼し、費用やサービス内容を比較検討することが大事です。
複数業者から見積もりを取ることで、相場を把握しつつ、最適な業者を選ぶことができます。
もし業者選びでお困りなら、業者紹介サービスを活用することをおすすめします。
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まとめ
今回は、店舗内装にパーテーションをデザインする際のポイントについて紹介しました。
パーテーションを活用することで、以下のメリットが得られます。
- 空間のゾーニング
- プライバシーの確保
- デザイン性の向上
- 遮音性の向上
しかしそのためには、内装業者選びが非常に重要。
施工する会社次第で、パーテーションの仕上がりも、かかる費用も大きく異なります。
もし内装業者探しでお困りなら、「TRUSTマーケット」にご相談くださいね。